オーストリアのワイン
山梨の尊敬するソムリエ長谷部賢さんのオンライン生産者セミナーにてゲミシュターサッツをいただきました!
ゲミシュターサッツとはオーストリアウイーンの特殊な栽培、醸造方法で作られるワインです。フィールドブレンドと呼ばれ、一つの畑でいくつもの品種を植えて一度に収穫し一緒に発酵させます。生産者のフリッツさんがおっしゃるには「難しくはないけど品種の見極めと収穫のタイミングはすごく重要」とのこと。話し方がとても穏和で優しそうな方でした。このワインは12種類のブドウを植えて作っているそうです(グリューナーフェルトリーナー 、ヴェルシュリースリング、ヴァイスブルグンダー、リースリング、シャルドネ、ソーヴィニョンブランなど)。
ワインの印象はとにかく香りが素晴らしく、レモンピールやグレープフルーツのような爽やかな若い印象からライチやパイナップルの熟したフルーツまで感じられます。とても酸がしっかりしていてその骨格と熟したフルーツのバランスがとれています。また最後の爽やかな苦味の長い余韻がボディを支えています。私の勝手なイメージですが、甲州を思わせる香りがあります。とてもアロマティックで素晴らしいワインと思います、完全にお気に入りリストに入りました!
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